新型コロナに有効性が提唱されている薬剤
新型コロナウイルス感染症対策として、世界中で、さまざまな薬剤の有効性を示唆する論文として発表されています。記載されている論文(一部)のエッセンスをまとめてみました。
2021.7月下旬現在、COVID-19が重症化した際には、レムデシビルの使用が承認されています。アビガンは、承認申請中ですし、デキサメサゾンも使用されています。
オルミエント®(バリシチニブ)も「SARS-CoV-2による肺炎(ただし、酸素吸入を要する患者に限る)」の効能・効果を追加することが承認されました。2021.4.23
抗体カクテルも承認されました。ロナプリーブ点滴静注セット 2021.7.19
しかし、特に初期における治療薬は、まだ不十分であるのが現状です。
新型コロナウイルス感染症対策として承認されてはいないものの、有効性が提唱されている薬剤について、紹介します。
※ 免責事項 あくまでも論文のご紹介です。見解は、それぞれの著者の見解です。
紹介者としましては、「何か少しでもご参考になる点があれば」というスタンスです。何か取り入れようと思われる場合には、当該の論文をしっかりお読みになった上で、自己責任にてお願いいたします。
◎ 検討されている戦術的治療
※ 主として重症者用
アクテムラ/トシリズマブ。アビガン/ファビピラビル; アジスロマイシン; バリシチニブ/オルミアント;
ベバシズマブ/アバスチン; Calquence / Acalabrutinib; クロロキン; コルクリス/コルヒチン; 回復期血漿; EIDD-2801; フィンゴリモド/ギレニア; ガリデシビル; ヒドロキシクロロキン; イラリス/カナキヌマブ; イベルメクチン; ジャカフィ/ルキソリチニブ; カレトラ/ロピナビル/リトナビル; ケブザラ/ Sarilumab;
キネレット/アナキンラ; レロンリマブ; マブリリムマブ; メチルプレドニゾロン; オテズラ/アプレミラスト; レムデシビル; タミフル/オセルタミビル; ウミフェノビル/アルビドール; ゼルヤンツ / Tofacitinib
Kostoff, Toxicol Rep 2020; 7: 1448–1458
◎ COVID-19と好中球細胞外トラップ(好中球ネッツ)
COVID-19では、好中球増加症が 予後不良を予測する因子となる 好中球増加症・活性化⇒好中球ネッツ形成・放出 ⇒微小血栓症と急性呼吸窮迫症候群(ARDS) ※ ネッツは、病原体に対する感染防御には有益 Barnes, JEM 2020 1: 217◎ COVID-19: 肺の剖検標本(1例)における好中球浸潤
◎ COVID-19と好中球ネッツ形成・放出
この過程を薬剤の「標的」にすることにより COVID-19の重症度を抑えられる可能性がある ネッツ形成に関与する酵素 ・好中球エラスターゼ ・PAD4 ・ガスダーミンD ※ こららの「酵素阻害薬」が候補となりうる
Barnes, JEM 2020 1: 217
◎ 好中球ネッツ形成に関与する酵素
・好中球エラスターゼ 細胞内タンパク質を分解 ⇒ 核崩壊を引き起こす ・PAD4 ヒストンをシトルリン化 ⇒ 染色体DNAの脱凝縮と放出を促進する ・ガスダーミンD 細胞膜に穴をあけ、細胞の破裂を促進 ⇒ DNA・関連分子の放出を促進する Barnes, JEM 2020 1: 217◎ COVID-19の血栓症に 好中球ネッツが関与
◎ COVID-19: 好中球ネッツによる「自爆攻撃」
自爆してはいけないところで自爆する ⇒ 体を傷害する ・肺胞内で自爆⇒ 肺胞内ゲル化 ⇒ 肺ゲル腫(ARDS) ・血管内で自爆 ⇒ 動脈・静脈で血栓 ⇒ 心臓・腎臓等の傷害 参考 Barnes, JEM 2020 1: 217
◎ COVID-19と好中球ネッツ(NET)
※ NET⇒マクロファージに IL1β(インターロイキン1β)を分泌させる 重症のCOVID-19で 「NET–IL1βループ」 が活性化される ⇒NETとIL1βの産生が加速され、 呼吸代償不全、微小血栓の形成、異常な免疫反応が 加速される可能性 Barnes, JEM 2020 1: 217
◎ COVID-19とコルヒチン
コルヒチンは、 好中球の ・炎症部位への動員 ・IL1βの分泌 これらを二つとも阻害できる既存の薬物。 COVID-19において コルヒチンを使用する試験が進行中である ※ コルヒチンは、痛風発作に使用されている薬剤 Barnes, JEM 2020 1: 217
👉コルヒチンが投与された9例の体温の経過
2020.2 イタリア ロンバルディア地域における COVID-19在宅・発熱患者9例に コルヒチンが投与された 全例72時間以内に下熱した (入院となったのは1名のみ) D-Torre Clin Immunol Aug 217 2020
当初 この薬は、 単に微小管重合と白血球浸潤の阻害剤 として考えられていた 現在では コルヒチンの抗炎症作用のかなりの部分が NLRP3インフラマソームの阻害に起因すると 推定されている Toldo 2018 Deftereos Hellenic J Caridiol 61 42 2020
◎ メラトニン: 抗酸化剤・抗炎症剤の作用がある
メラトニンが、ウイルスおよび細菌感染によって誘発される
◎ SARS-CoV-2は、コウモリ由来のウイルス ※ コウモリでは病原性なし コウモリは、メラトニン産生レベルが高い ⇒ 発症を抑えている可能性がある ヒトのメラトニン生産レベルは コウモリよりも著しく低い ⇒ COVID-19発症に関与している可能性 Juybari, Virus Res. 2020 Oct 2; 287
◎ 老化⇒ メラトニン分泌↓
老化すると、夜間のメラトニンのピークは通常 かなり減少する(個人差 大)
◎ メラトニン
◎ 抗SARS-CoV2剤として可能性のある天然の物質
・カロラクトン(粘液細菌Sorangium cellulosumが産生) ・ホモハリングトニン (オマセタキシン 植物のイヌガヤ由来) ・エメチン(植物のトコン由来) ・セファランチン(植物のタマサキツヅラフジ由来) Wang, Front Pharmacol 2020 11 1013◎ セファランチン
◎ カロラクトン
◎ カロラクトン
(続き)SARS-CoV-2⇒ ヒトの気道粘膜上皮細胞へ侵入(感染)
⇒ 細胞内の酵素を拝借して、
ウイルスの複製のために使用する
※ 特に重要な酵素がMTHFD1:この酵素の所有者はヒト
カロラクトン⇒MTHFD1活性を抑える
⇒SARS-CoV-2の増殖を抑える
Wang, Front Pharmacol 2020
◎ カロラクトン
ミュータンス菌(虫歯菌)の バイオフィルムを破壊する 真核生物(人など)に対して非毒性 Krunze 2010 カロラクトンを組み込んだ歯科用複合材料は、 ミュータンス菌バイオフィルムに対する 強力なin vitro活性を維持する Apel 2013 Donner, Sci Rep 2016 6 29677◎ カロラクトン
◎ 抗SARS-CoV2剤として可能性のある 天然の物質からヒントを得た小分子 ・ イベルメクチン (大村智博士・キャンベル博士が開発 2015年 ノーベル賞) ・ GS-5734 ・ EIDD-2801 Wang, Front Pharmacol 2020 11 1013
◎ イベルメクチン
Wagstaffらは、 本薬が in vitroにおけるSARS-CoV-2 RNA複製の制御に 効果的であり、 48時間以内にウイルスが 5,000倍減少することを示した 2020 承認されたイベルメクチンの投与量だけでは、 COVID-19の治療に理想的な投与量ではない Schmith 2020 Wang, Front Pharmacol 2020
◎ GS-5734(レムデシビル)
◎ EIDD-2801
◎ エブセレン(有機セレン低分子化合物)
◎ アルファ‐1‐アンチトリプシン(A1AT)の
血中濃度が高い
⇒ SARS-CoV-2感染↓・COVID-19重症度↓
BCG接種⇒訓練された免疫の誘導⇒A1ATの血中濃度↑
Cirovic Cell Host Microbe 2020 28 322
※ A1AT: 種々の炎症時に血中に増加する
急性相反応物質の一つである
◎ ファモチジン(胃薬)
は、
◎ ガスター(ファモチジン)とCOVID-19
ファモチジン投与群 ・気管挿管なしで生存した比率が高い(P<0.01) ・生存した比率が高い(P<0.01) ・フェリチンが低値だった (中央値708 非使用者846 P=0.03) プロトンポンプ阻害薬(PPI)には、 このような効果はない Freedberg, Gastroenterol 2020
◎ 高齢者(65歳以上)のインフルエンザワクチン接種率は、 COVID-19による死亡率と負の相関を示す
◎ 経口組換えメチオニナーゼとCOVID-19
◎ 紅藻由来のカラギーナン鼻スプレー ⇒ 幅広い抗ウイルス効果
ウイルスが確認された風邪に対し
◎ 6 µg / mLという低濃度のイオタカラギーナン
(ビソルバイラル鼻スプレーの主成分: 紅藻由来)
が、ベロ細胞培養において
SARS-CoV-2感染を阻害する
◎ ロシアのスプートニクVワクチン:91.4%の有効性 (18,000人以上の2回目の中間分析) アデノウイルス(Ad)をベクターとして使用 SARS-CoV-2の表面タンパク質であるスパイクを コードする遺伝子を送達する 利点:標準的な冷蔵庫に保管できる Kupferschmidt, Science Nov 24, 2020
◎ 2型糖尿病
は
◎ 2型糖尿病でCOVID-19を発症した患者
◎ 重感染(重複感染)
重感染の有病率は、
COVID-19患者間で異なり
非生存者では0%~50%の範囲だった
報告された共病原体:
細菌、マイコプラズマニューモニアエ、カンジダ
ウイルス(インフルエンザ、ライノウイルス、コロナウイルス、HIV)など
Jean, J Microbiol Immunol Infect 2020 53 436
◎ COVID-19における重感染
ウイルス性の場合
最も多い同時感染性ウイルスは?
答 A型インフルエンザウイルス
Jean, J Microbiol Immunol Infect 2020 53 436
最も多い同時感染性ウイルスは?
答 A型インフルエンザウイルス
Jean, J Microbiol Immunol Infect 2020 53 436
◎ COVID肺炎にて長期入院(> 6日)
◎ スタチン
👉スタチンには保護効果
👉スタチンはMyD88経路を阻害
◎ ラマトロバン(バイナス)
◎ 抗アンドロゲン作用薬
👉AGAの男性
ジヒドロテストステロン(DHT)の
細胞内レベルが高い ⇒ COVID-19が重症化しやすい AGAの薬剤(フィナステリド、デュタステリド): DHTレベルを低下させる =抗アンドロゲン作用がある ⇒ COVID-19の重症化を抑える可能性 Cadegiani, BMC Endocr Disord 2020 20 149👉抗アンドロゲンアプローチ
は、 COVID-19男性患者を 保護しているよう見える アンドロゲン抑制療法(ADT)を受けた 前立腺癌患者は、 部分的にSARS-CoV2感染症から 保護されるように思われる Cadegiani, BMC Endocr Disord 2020 20 149
👉スピロノラクトン
👉アンドロゲンホルモン
👉可溶性ACE2
循環血中でSARS-CoV2と結合し
肺内皮(膜結合型ACE2を発現)への侵入を妨げる可能性
(=デコイレセプターとして働く)循環血中でSARS-CoV2と結合し
肺内皮(膜結合型ACE2を発現)への侵入を妨げる可能性
(=デコイレセプターとして働く)
以下は治療薬となる可能性がある
・リコンビナント可溶性ACE2
・可溶性ACE2レべルを上昇させる薬剤👉
例 スピロノラクトン
Cadegiani, Med Hypo 2020 143 110112肺内皮(膜結合型ACE2を発現)への侵入を妨げる可能性
(=デコイレセプターとして働く)
👉抗アンドロゲン療法
77人入院男性の前向きコホート研究 ・12名 抗アンドロゲン療法あり群 (フィナステリド デュタステリド スピロノラクトン) ・65名なし群 抗アンドロゲン療法あり群が、ICU入院が有意に低かった (8% 対 58% P = 0.0015) Goren, JEADV Sep 25 2020👉デュタステリドとスピロノラクトン
👉冠動脈疾患
👉多嚢胞性卵巣症候群
◎ メトホルミン
👉メトホルミンの抗炎症効果
👉メトホルミン
◎ オメガ3系長鎖多価不飽和脂肪酸(EPAなど)
=抗炎症作用がある ・西欧諸国におけるオメガ3脂肪酸の食事摂取レベルは 推奨値を大幅に下回っている ・オメガ-3補給が急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の 重篤な患者の臨床転帰を改善する可能性が 示唆されている Weill Biochimie 179 275 2020👉 脂質ラフトとSARS-CoV-2
👉 オメガ3脂肪酸
👉EPAとDHA
◎ コルヒチン
👉コルヒチンが投与された9例の体温の経過
👉 コルヒチン=NLRP3インフラマソームの非選択的阻害剤
👉コルヒチン臨床試験
◎ ヒメクロモン
👉 ヒメクロモン
◎ アンギオテンシンII受容体遮断薬
👉アンギオテンシンII受容体遮断薬
👉 アンギオテンシンIIが、肺胞で局所的に過剰
👉 ACE阻害薬
👉レニン-アンギオテンシン系と炎症性サイトカイン
アンギオテンシンII は、免疫細胞の浸潤を増強する⇒
標的組織におけるTNF-α、IL-1、IL-6、インターフェロン-yなどの
炎症誘発性サイトカインの 局所産生を増加させる Seif, Int Arch Allergy Immunol 181 467 2020
👉JAK2とCOVID-19
👉COVID-19に対する内分泌領域薬剤
唯一証拠があるのは、 重症患者へのデキサメタゾン 候補薬(中等度の関連性 証拠としては不十分) ・抗アンドロゲン ・スタチン ・N-アセチルシステイン ・ACE阻害薬 ・ARB ・直接TMPRSS-2阻害薬 (ナファモスタットなど) Cadegiani, BMC Endocr Disord 20 149 2020👉バリシチニブとCOVID-19 バリシチニブは、
RAやアトピー性皮膚炎の治療に
承認された選択的JAK1 / JAK2阻害薬である バリシチニブが
COVID-19におけるARDSの
潜在的な治療法となりうる可能性が
示唆されている。 Richardson, Lancet 2020 Seif, Int Arch Allergy Immunol 181 467 2020
👉メトトレキサート(MTX)
MTXは、葉酸拮抗薬:
⇒プリン体の合成を阻害
関節リウマチや乾癬性関節炎の治療に使用されている
MTXは、JAK/STAT阻害作用も有する
⇒
・炎症性サイトカン IL-1、IL-12、TNF-αの産生↓
・抗炎症性サイトカイン IL-4、IL-10の産生↑ Thomas, PLoSOne 2015
👉ラムダ・カラギーナン(λ-GGN)
インフルエンザウイルスと SARS-CoV-2に対する 抗ウイルス活性 蛍ルシフェラーゼレポーター遺伝子を持つ 偽ウイルスを作成 ⇒ 培養Vero細胞に添加した λ-GGNは、濃度依存的に それぞれのウイルスの細胞への侵入を 抑制した Jang SciRep 11 821 2021👉イソトレチノイン
は、 COVID-19で過剰発現し、 疾患の進行に寄与する 初期応答炎症誘発性サイトカイン(IL-6・TNFα)の 過剰産生を減少させることにより、 重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2感染における 炎症とウイルス侵入の両方を 強力に阻害する可能性がある
👉イオタカラギーナン
・SARS-CoV-2スパイク偽型レンチウイルス(SSPL) ・患者由来SARS-CoV-2(複製能力のある) に対するin vitroデータ ⇒ イオタカラギーナンの投与が SARS-CoV-2感染の 効果的かつ安全な 予防または治療である可能性が示唆される M-Kruz PLoS One 16 2021👉ウミフェノビル(アービドール)
👉ファビピラビル
👉トシリズマブとサリルマブ
関節リウマチを含む様々な種類の関節炎や サイトカイン放出症候群に使用されてきた 2種類のIL-6受容体特異的抗体 小規模な非対照試験において、 サイトカインストームを弱め、 重症のCOVID-19の治療に 有効であることが示された Xu 2020 Hu Nat Rev Micorobiol 2021👉エクリズマブ
👉ベバシズマブ
👉I型インターフェロン(IFN)
👉モノクローナル抗体
(mAb) 入手可能しにくく 増やせないCOVID-19回復期血漿と比較し、 大量に増やすことが可能 mAbの中和エピトープは、 ワクチン設計に重要な情報を提供する 欠点 コストが高く、製造能力が限られており、 バイオアベイラビリティーの問題もある Hu Nat Rev Microbiol 2021
👉アジスロマイシン
SARS-CoV-2に対し、
様々な抗ウイルス剤および免疫調節剤が 潜在的な治療法として 提案されてきた。 アジスロマイシンは その両方の特性を示すため、 治療上、役割を果たす可能性がある。 E-Esnal Expert Rev Anti Infect Ther 19 147 2021👉アナキンラ
COVID-19患者の一部では、 インターロイキン1(IL-1)が 増加していることが報告されている IL-1受容体拮抗薬である アナキンラを用いて IL-1を遮断 ⇒ COVID-19患者の 炎症亢進と呼吸困難の軽減に 有望な結果が得られている (NCT04324021) Chung Adv Drug Deliv Rev 170 1 2021👉多能性間葉系幹細胞
(MSC) ・抗炎症作用がある ・サイトカインストームを緩和し 肺上皮の損傷を修復し、 肺胞液のクリアランスを促進する ・いくつかの第I相および第II相臨床試験: ARDS患者に対する MSC療法の 安全性と有効性が確認されている Chung Adv Drug Deliv Rev 170 1 2021
👉ワクチン
は ① 個人の健康管理のために必要 ② 集団免疫を達成するために必要 ⇒ 全人口の70%以上に接種する必要性がある 最も安全で 費用対効果の高い方法であり、 これからも出現が予想される変異株に 対抗するための最良の選択肢である Chung Adv Drug Deliv Rev 2021
👉スプートニクV
初期の不確実性にもかかわらず 「非常に効果的」であり 60か国近くで使用が許可されている しかし、ワクチン製造そのものは ロシアの得意分野ではない 今年計画されているスプートニクVの 5億回分の製造のほとんどは、 インドで行われる予定 Dobrovidova, Science 4月 6日 2021
体液性および細胞性免疫応答を誘発する
感染後、強いB細胞反応が生じ、
・5~7日目にはIgM抗体とIgA抗体、 ・7~10日目にはIgG抗体 が 検出される 抗体とT細胞反応の強さは、 COVID-19感染者の間で一様ではなく、 疾患の重症度に影響される。 Fergie Front Immunol Mar 19 2021👉SARS-CoV-2におけるSタンパク質のRBD
👉2種類のmRNAワクチン
👉ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)
👉AZ社アデノウイルスベクターワクチン
👉マシチニブ
👉マシチニブ
K18-hACE2トランスジェニックマウス にSARS-CoV-2を鼻腔内感染させ ⇒ その後マシチニブを投与した 肺と鼻にて ウイルス力価の200倍を超える減少 肺の炎症の減少を示した 本薬は、懸念される 3つの変異株に対しても in vitroで有効だった(B.1.1.7など) Drayman Science 7 20 2021